RimWorld レビューと序盤攻略の要点
RimWorld レビューと序盤攻略の要点
RimWorldは、Ludeon Studiosが開発し、Tynan Sylvesterが主宰するPC向けの入植地シミュレーションで、2018年10月17日にSteamで正式リリースされた作品です。
RimWorldは、Ludeon Studiosが開発し、Tynan Sylvesterが主宰するPC向けの入植地シミュレーションで、2018年10月17日にSteamで正式リリースされた作品です。
Steam総合レビューでは約11.7万件のうち97%が好評で、直近30日でも96%好評を維持しており、村づくり、サバイバル、リアルタイム戦闘を束ねた設計の強さが長く支持されています。
最大の魅力は、Cassandra Classic、Phoebe Chillax、Randy Randomという3種のAIストーリーテラーが襲撃や天災を動的に組み立て、入植者の性格やトラウマまで絡めて毎回ちがう物語を生むところにあります。
筆者もRandy Randomで始めた初プレイでは、開始3日目の襲撃と精神崩壊が重なって1週間でコロニーが崩壊しましたが、その理不尽さこそがRimWorldの中毒性だと実感しました。
結論:自分の物語を生む入植地シミュの最高峰
RimWorldは、コロニーシミュレーション初心者にも自信を持って薦められる名作です。
Steam総合レビュー97%好評(約11.7万件)、直近30日でも96%好評(約1,627件)という数字が、その評価が一時的な流行ではないことを示しています。
見た目は2Dトップダウンで地味でも、内部ではAIストーリーテラーと入植者の個性が噛み合い、毎回まったく違う物語が立ち上がるのが魅力です。
最初の数時間は戸惑いますが、序盤の立ち回りさえ押さえれば、難しさごと面白さに変わっていきます。
推薦度と一行結論
おすすめ度は5段階で5です。
サバイバルクラフト系を遊び尽くしてきた立場から見ても、RimWorldの「物語が勝手に生まれる」感覚は別格で、同じ箱庭を眺めているはずなのに、気づけばプレイヤーごとに全く違う記憶が残ります。
建築や農業を整えるだけでなく、襲撃、病気、心理状態、来訪者の流れが連鎖してドラマになるので、遊ぶほどに記憶に残るのです。
こんな人に向いている/向かない早見
向いているのは、自分だけの物語を作りたい人、試行錯誤と失敗を楽しめる人、やりこみやMODで長く遊び尽くしたい人です。
自由度の高さがそのまま遊びの厚みになるので、目標を自分で決めるタイプには特に合います。
逆に、手取り足取りのガイドが欲しい人や、理不尽な失敗を強く避けたい人には、序盤の全滅リスクが重く感じられるでしょう。
知人にAdventure Story設定を薦めたところ、序盤の全滅が目に見えて減って「面白さが分かった」と返ってきたことがあり、最初の難度調整が体験の入口を大きく左右すると実感しました。
評価の核:プレイヤーごとに違う物語が生まれる
評価の核は、同じスタートでもプレイヤーごとに別の物語が生まれる点にあります。
AIストーリーテラーが襲撃や天災、来訪者をコロニーの状況に合わせて動的に出し、入植者は性格、スキル、トラウマを個別に持つため、偶然の組み合わせがそのままドラマになるのです。
Cassandra Classicの段階的な緊張、Phoebe Chillaxの余白、Randy Randomの予測不能さも、この創発性を支える大きな仕掛けでしょう。
見た目は2Dトップダウンで素朴ですが、内部のシミュレーションは驚くほど緻密です。
グラフィックの簡素さは没入を削るどころか、判断すべき情報を整理して見せる方向に働いていて、むしろ遊びの密度を上げています。
自由な方針で拠点を育て、Steam Workshopの数千規模のMODで味変しながら、自分のコロニー史を積み上げていく体験は、他ジャンルではなかなか代わりがありません。
基本スペックとゲームの目的
RimWorldはLudeon Studiosが開発・販売し、PC版はSteamで2018年10月17日に正式リリースされたコロニー運営シミュレーションです。
長いアーリーアクセスを経て磨かれた作品だけあって、遊び始めると「どう生き延びるか」だけでなく、「どういうコロニーに育てるか」まで自然に考えさせられます。
最終的な目的は宇宙船を建造して辺境惑星から脱出することですが、実際にはその道のり自体が主役になるゲームだと言えるでしょう。
開発元と発売時期
開発と販売を担うのはLudeon Studiosで、中心人物はTynan Sylvesterです。
PC版はSteamで2018年10月17日に正式リリースされており、長期のアーリーアクセスを経て完成度を高めた流れが、この作品の信頼感につながっています。
実際に起動すると、システムの厚みのわりに土台は素直で、手触りのよさと奥行きがきれいに両立しているのがわかります。
初めて遊んだときに印象的なのは、入植者3人と限られた物資しかない状況から、少しずつ生活の形を作っていく緊張感です。
拠点が整う前は、寝床をどう確保するか、食料をどう回すか、夜を越えられるかで頭がいっぱいになります。
そこに天候や襲撃が重なるので、序盤の数十分だけでも物語が濃い。
村づくり+サバイバル+戦闘の三位一体
RimWorldのジャンルは、村づくり、サバイバル、RTS的な戦闘が一体化したタイプです。
プレイヤーは神視点で入植者に仕事を割り振り、建築、農業、狩り、研究、防衛を同時に管理します。
しかもリアルタイム進行でありながら一時停止しながら指示を出せるため、慌ただしさはあっても理不尽さに寄りすぎません。
基本の流れは、脱出ポッドで辺境の惑星に不時着した3人の入植者から始まり、資源を集めてコロニーを成長させ、最終的には宇宙船を再建して脱出を目指す、というものです。
ただ、このゲームではエンディングに一直線で向かうより、途中の運営そのものに夢中になる人が多いはずです。
気づけば「脱出するため」ではなく、「この人たちの暮らしを見守るため」に遊んでいる、そんな感覚になります。
ℹ️ Note
目標が宇宙船の完成であっても、遊びの中心は入植者の生活設計と危機対応です。だからこそ、予定通りに進まない展開がそのまま面白さになります。
さらに本作の強さは、入植者ごとに性格、スキル、トラウマが個別に設定されていて、その組み合わせが毎回の物語を変える点にあります。
襲撃や天災、来訪者といった出来事が状況に応じて動的に起こるため、同じマップでも同じ展開になりにくいのです。
Randy Randomのような予測不能さを楽しむ人もいれば、Cassandra Classicで緊張感の階段を上る人もいる。
遊び方の幅が広いのは、この設計があってこそでしょう。
対応プラットフォームと買い方
対応はPCのほか家庭用機にも広がっていますが、MOD文化まで含めて遊ぶならSteam版が本命です。
Steam Workshopには数千規模のMODが並び、本体のルールを広げたり、遊びやすさを補強したりしながら、何百時間でも掘り下げられる懐の深さがあります。
自由に方針を変えられるので、平和的な開拓から過酷なサバイバル運営まで、自分の好みに寄せて育てていく楽しさがあるのです。
価格面では、まず本体だけでも十分に遊べるのがRimWorldらしいところです。
拡張DLCはRoyaltyが$19.99、Ideologyが$19.99、Biotechが$24.99、Anomalyが$24.99で、本体の時点で数百時間は遊べるため、最初は土台をじっくり味わう構成が向いています。
追加するなら、思想と儀式のIdeology、あるいは子供やメカニター、ゼノタイプを加えるBiotechから触ってみてください。
遊びの厚みが一気に変わります。
魅力①:AIストーリーテラーが生む創発的な物語
RimWorldのAIストーリーテラーは、襲撃や病気、天災、来訪者といった出来事を、そのコロニーの状況に合わせて組み立てていきます。
固定シナリオをなぞるのではなく、暮らしの積み重ねに反応して物語が変わるので、同じ序盤を抜けても毎回まったく違う緊張感になるのが面白いところです。
派手な戦闘だけでなく、何気ない日常が急に事件へ転じる設計があるからこそ、プレイのたびに「今回は何が起きるだろう」と身構えてしまいます。
AIストーリーテラーとは何か
この仕組みの中心にいるのが、AIストーリーテラーです。
ゲームは単にランダムな災厄を投げてくるのではなく、入植者の人数、備蓄、負傷状況、拠点の成熟度を見ながら、どのタイミングでどんな事件を起こすかを調整します。
だからこそ、同じ襲撃でも、準備の整った拠点では押し返せる余地が生まれ、建設が追いつかない序盤では一気に崩れかねません。
物語が「ゲーム側の都合」ではなく「コロニーの生活」から立ち上がる感覚が、中毒性の源泉です。
3人の語り手の性格と選び方
語り手の違いは、単なる難易度設定ではありません。
Cassandra Classicは緊張が段階的に上がる古典的なカーブで、危機のあとに少し息をつける間を与えてくれます。
筆者もCassandraで遊んだとき、襲撃の合間に資材を整え、壁や動線を見直す余裕が生まれたことで、この設計のうまさをはっきり感じました。
初回に選ぶなら、まずはCassandra Classicが扱いやすいでしょう。
Phoebe Chillaxはイベント間隔が長く、建設や生活基盤づくりに時間を割きやすい語り手です。
じっくり拠点を育てたい人には向いていますが、そのぶん高難易度では1回の事件が重くなりやすく、油断した瞬間に空気が変わります。
穏やかな時間が長いからこそ、崩れたときの手触りも強くなるわけです。
Randy Randomは、ルールに縛られない完全ランダムの存在です。
理不尽な絶望を平然と差し込みながら、同時に最高のドラマも生みます。
慣れてから物語重視で遊びたいときに選ぶと、予想外の展開そのものがごちそうになります。
| 語り手 | 特徴 | 向いている遊び方 |
|---|---|---|
| Cassandra Classic | 緊張が段階的に上がる | 初回の安定したプレイ |
| Phoebe Chillax | イベント間隔が長い | じっくり建設したいプレイ |
| Randy Random | 予測不能な展開が続く | 変化を楽しむ物語重視のプレイ |
入植者の個性が物語を駆動する
RimWorldの物語を本当に強くしているのは、入植者がただの駒ではないことです。
性格、得意スキル、トラウマがそれぞれ独立していて、AIが起こす出来事と噛み合うたびに、記憶に残る事件が自然に生まれます。
料理人が厨房で淡々と食事を支えていたのに、襲撃で倒れてしまった瞬間、単なる戦力の損失では済まない喪失感が残りました。
そこには「この人がいたから拠点が回っていた」という実感があるからです。
数字では測れない愛着が積み上がり、事件がただのハプニングで終わらなくなる。
この創発性こそが、本作を何度も起動したくなる最大の理由でしょう。
魅力②:圧倒的な自由度とMOD文化
RimWorldの自由度は、単に選択肢が多いという話ではありません。
平和的に拠点を育てる遊び方もあれば、薬物生産や奴隷制、カニバリズムまで含めて運営方針を組めるため、プレイヤーの倫理観そのものがプレイ体験を形づくります。
しかもSteam Workshopには数千規模のMODが公開され、今も増え続けています。
QoL改善で遊びやすさを整えることも、大型オーバーホールで別ゲーム級に作り替えることもできるので、遊び尽くしたつもりでも次の沼がすぐ見つかるのです。
倫理観すら自分で決められる自由度
このゲームの面白さは、善良な開拓地を目指してもいいし、きわめてダークな共同体を作っても成立するところにあります。
つまり、システムがプレイヤーに正解を押しつけず、「どういう集団を作るか」を丸ごと委ねてくるわけです。
だからこそ、単なるサバイバルではなく、資源管理と価値観の選択が直結する運営ゲームとして刺さります。
安全第一でいくか、効率を優先して踏み込むか。
その判断自体が物語になるのがRimWorldです。
筆者もレッドストーン回路やクラフト系の作り込みが好きで、Minecraftでは仕組みを組み上げる過程そのものに時間を使ってきましたが、RimWorldの拠点最適化には同種の快感がありました。
食料生産、動線、寝床配置、防衛の厚みまで噛み合った瞬間に、ただの仮住まいが「生き残るための機械」へ変わる感覚があります。
おすすめです、というより、設計を詰める遊びが好きな人ほど抜け出しにくいでしょう。
Steam Workshopとやりこみの底なし沼
Steam Workshopに数千規模のMODが並び、今も増加中という時点で、このゲームの寿命はかなり特殊です。
QoL系で操作性や見通しを整えるところから、拠点運営や戦闘の前提を丸ごと変える大型オーバーホールまで揃っているので、素のRimWorldを遊び切ったあとも、別の遊び方へ簡単に滑り込めます。
しかも導入のたびに「この組み合わせはどうなるのか」を試したくなるため、遊ぶ前の準備すらコンテンツになります。
筆者自身、MODを入れ始めたら止まらなくなり、気づけば導入管理に半日溶かしていたことがあります。
ここは笑い話で済ませたくなりますが、実際にはそれだけ手触りを変える余地が大きいということでもあるんですよね。
おすすめの方向性を一つ挙げるなら、最初はQoL系だけに絞って、慣れてきたら大型MODへ広げてみてください。
順番を守るだけで、沼の深さがきれいに見えてきます。
| MODの方向性 | 主な役割 | 体験への効き方 |
|---|---|---|
| QoL系 | 操作・表示・管理の改善 | 細かい不便を減らし、拠点運営に集中しやすくなる |
| 拡張級の大型オーバーホール | ルールや前提の再設計 | 別ゲームのような新鮮さが生まれる |
| 組み合わせ運用 | 複数MODの同時導入 | 何度でも構成を組み替えられるため、遊びが途切れない |
見た目の簡素さと中身の深さのギャップ
見た目は2Dトップダウンで簡素ですが、実際に遊ぶと印象はまるで違います。
画面の情報量が抑えられているぶん、プレイヤーは拠点の空気や住人の営みを自分の想像で補い、内部では緻密なシミュレーションが静かに回っている。
このギャップが、派手な3D表現以上の没入感を生みます。
何が起きているかを読み解くほど、ただの箱庭が「自分の物語の舞台」に変わっていくのです。
やりこみ要素も膨大で、効率的な拠点設計、防衛ライン構築、経済の最適化まで、突き詰めるほど発見があります。
食料の流れを少し変えるだけで余剰が生まれ、壁の厚さを見直すだけで防衛の安定感が変わる。
こうした細部の積み重ねが好きな人には、まさに底なしの沼でしょう。
自由度の高さに迷ったら、まず脱出という大目標をゆるく意識して進めてみてください。
行き先が一つあるだけで、RimWorldの広すぎる選択肢がぐっと扱いやすくなります。
気になる点:人を選ぶ難しさと学習コスト
RimWorldの気になる点は、最初の入り口がかなり硬いことです。
チュートリアルを終えた直後でも、仕事優先度や在庫、入植者の状態をどう回すかはすぐには見えてきません。
序盤は襲撃と飢餓が重なって崩れやすく、さらに奴隷や臓器売買、カニバリズムまで扱えるため、軽い気持ちで触ると温度差に驚くはずです。
最初の数十時間は試行錯誤の連続
このゲームは、操作を覚えれば終わりではありません。
むしろそこからが本番で、用語、優先度、建築、医療、食料管理のつながりを少しずつ理解していく時間になります。
UIには入植者の状態や仕事の優先度、在庫の把握に必要な情報が一気に並ぶので、初見では「どこを見ればいいのか」が分からず、情報量に押されやすい作りです。
筆者の初回プレイでも仕事優先度の設定を理解できず、食事の確保が後手に回って入植者が餓死寸前まで放置されました。
あの失敗は、ゲームが難しいというより、システム同士のつながりを自分で見抜く必要があるのだと教えてくれます。
最初の数十時間は試行錯誤が前提、と割り切って向き合うのがちょうどいいでしょう。
序盤の不安定さも、人を選ぶ理由になっています。
襲撃で一気に壊されることもあれば、食料生産が間に合わずじわじわ詰むこともあるので、安定した都市運営を想像して始めると肩透かしを食らいます。
特にコミットメントモードのような永久死では、失敗をやり直せない緊張感がそのまま重荷になるため、初回は任意セーブで流れを掴んだほうが遊びやすいです。
筆者も永久死モードで序盤に全滅し、数時間の進行が消えた経験がありますが、そこから先は「まず生き残る」設計を身体で覚えるしかありませんでした。
ここはおすすめの遊び方を選ぶ、というより、学習の摩擦をどう受け止めるかの問題です。
重いテーマと倫理的な選択への心構え
RimWorldが独特なのは、難しさが数値だけで終わらない点です。
奴隷、臓器売買、カニバリズムのような重いテーマがゲームの仕組みとして組み込まれており、単なる演出ではなく、実際の運営判断として突きつけられます。
だからこそ、コロニーの成長を楽しむゲームであると同時に、どこまで許容するかを自分で線引きするゲームでもあるのです。
派手さよりも選択の重さが印象に残る作品で、そこに面白さを感じる人には刺さりますが、心理的に合わない人にはおすすめしにくい面があります。
動作の軽さと後半の処理負荷
動作自体は軽量で、推奨スペックのハードルは高くありません。
ところが、コロニーが育ち、入植者数が増え、やることが増えるほど処理は重くなりやすい設計です。
つまり、序盤は快適でも、大規模拠点を目指す後半ほど負荷が表に出やすくなります。
長く遊ぶほど「単に動くかどうか」ではなく、「どれだけ規模を広げても回し続けられるか」が効いてくるので、拠点づくりの熱が強い人ほどこの点を見ておく価値があります。
ゲームとしての軽さと、運営の重さがきれいに分かれているのが面白いところで、そこに魅力を感じるならおすすめです。
序盤攻略:最初の冬を越えるための行動
Cassandra ClassicにAdventure Story、Reload anytimeを組み合わせると、初見でも立て直しやすく、失敗をそのまま学びに変えやすくなります。
最初の冬を越えるには、派手な拡張よりも、寝床・食料・防衛の3本柱を早めに固める流れが近道です。
筆者もAdventure Story+Cassandraに切り替えてからようやく最初の冬を越えられ、そこで初めてRimWorldの面白さが立ち上がってきました。
開始時に選ぶべき語り手・難易度・モード
初心者の標準的な組み合わせは、語り手をCassandra Classic、難易度をAdventure Story、モードをReload anytimeにする形です。
Cassandraは出来事の波が比較的読みやすく、Adventure Storyなら理不尽に押し潰される前にコロニーの立て直し方を覚えやすい。
Reload anytimeまで入れておくと、事故で全部が崩れた場面でも、その失敗を検証材料として扱えます。
最初の周回で大切なのは上手に勝つことより、何が足りないと崩れるのかを体で覚えることだと思います。
この構成だと、プレイの焦点が「覚えるべき基本」に自然と絞られます。
難易度が高すぎると食料不足や負傷の判断より先に全滅が来てしまい、逆に低すぎると防衛や越冬の感覚が育ちにくいからです。
Cassandra+Adventure Storyは、その中間をきれいに押さえてくれるので、建築、栽培、狩り、医療の順番を一つずつ身につけやすくなります。
まずはここから始めてみてください。
初日〜数日でやるべき優先タスク
初日に着手すべきなのは、屋根のある寝床、最低限の食料源、簡易的な防衛ラインの3点です。
ここで手を広げすぎると、畑も壁も中途半端なまま夜を迎えてしまい、病気や空腹、襲撃が同時に来たときに崩れます。
だからこそ、最初の数日は「住める」「食べられる」「守れる」の順で整えるのが安全です。
寝床は雨風をしのげるだけでなく、回復と作業再開の速度を支える土台になります。
食料は栽培と狩りを併用すると安定します。
栽培は育つまで時間がかかるぶん将来の保険になりますが、狩りは即座に肉を得られる代わりに弾薬や腕前が必要です。
どちらか片方に寄せると、天候や失敗で詰みやすい。
さらに、早めに貯蔵庫を作って保存食をまとめておくと、収穫後の余剰が腐りにくくなり、冬の入口で食卓が細るのを防げます。
序盤は「取っておく力」がそのまま生存力です。
防衛ラインは、入植者を一箇所に固めて迎撃しやすい形にするのが基本です。
通路を細くして射線を通し、遮蔽物を置いて撃ち合いの条件を整えるだけで、初期の小規模な襲撃はずっと捌きやすくなります。
無理に領地を広げるより、まず守れる範囲を固めることが先決です。
戦う前から負け筋を減らしておく発想が、序盤ではそのまま生死を分けます。
ℹ️ Note
秋の収穫期に保存食を作り忘れたまま冬へ入ってしまい、入植者を1人失ったことがあります。あのとき痛感したのは、食料は「あるように見える」だけでは足りず、冬の前に形にしておく必要があるということでした。
冬と襲撃に備える中盤への橋渡し
最初の冬は作物が育たず、食料が目に見えて減っていきます。
だから秋までに保存食を備蓄し、畑だけに頼らない体制へ移ることが越冬の鍵になります。
ここを越えると、コロニー運営はかなり楽になります。
食べるものに追われなくなるだけで、建築の拡張、研究、動物の活用、装備の見直しまで視野に入るからです。
越冬準備で見ておきたいのは、食料の量だけではありません。
防衛に使う通路、遮蔽物、修理のしやすさ、寝床の密閉度も冬の安定に直結します。
寒さで作業効率が落ちる時期ほど、遠回りに見える備蓄と整備が効いてきますし、襲撃が来ても一箇所に集めた防衛線なら慌てず対処できます。
筆者がAdventure Story+Cassandraで初めて冬を越えられたとき、ようやく「このゲームは失敗して終わるだけではなく、備えを積み上げて抜ける楽しさがある」と実感しました。
そこから先が本番です。
DLCはどれから買う?4拡張の違い
RimWorld の4本のDLCは、それぞれ役割がはっきり分かれていて、買う順番で遊び心地が変わります。
本体だけでも数百時間は遊べるため、まずは無理に全部そろえず、どこに楽しさを足したいかで選ぶのがいちばん自然です。
筆者も最初から全DLCを入れて要素過多に戸惑ったので、1本ずつ追加していく流れをおすすめします。
4つのDLCの内容と価格
| DLC | 価格 | 追加される主な要素 | 役割の方向性 |
|---|---|---|---|
| Royalty | $19.99 | 帝国勢力、クエストで得られる称号、ランクに応じた特典や装備 | 物語性を強める |
| Ideology | $19.99/2021年7月20日 | 思想、儀式、社会的役割、食事・服服・薬物・奴隷などの信条設定 | コロニーの個性づけ |
| Biotech | $24.99/2022年10月21日 | 子供、メカニター、ゼノタイプの3大システム | 運営の幅を広げる |
| Anomaly | $24.99 | SCP的なホラー、超常要素、新たな脅威への防衛 | 緊張感を足す |
Royaltyは、帝国という勢力との関係づくりと、クエストで上がる称号まわりが中心です。
ランクが上がるほど特典や装備が開放されるので、単なる追加装備ではなく、コロニーの外側にもう一つ政治的な軸が生まれます。
戦力強化と物語性を同時に伸ばしたい人には相性がよく、価格も$19.99で入り口としては手が出しやすい部類でしょう。
Ideologyも$19.99で、こちらは遊び方の骨格そのものを変えます。
思想や儀式、社会的役割を一から組めるため、同じRimWorldでも「何を善しとする共同体なのか」を自分で決める感覚が強いです。
食事、服装、薬物、奴隷まで信条に落とし込めるので、コロニーが単なる生存集団ではなく、色の濃い社会になります。
2021年7月20日配信という点も含め、拡張の成熟度を感じやすい一本です。
Biotechは$24.99/2022年10月21日で、子供・メカニター・ゼノタイプの3本柱が強烈です。
筆者が本体に飽きかけた頃に導入して再びハマったのもこのDLCで、特にメカニター運用は「人手が足りない」「でも作業は増える」というRimWorldの悩みを別の遊びに変えてくれました。
機構的に最も重い拡張ですが、そのぶんコロニー運営の幅が一気に広がるので、拡張の手触りを最も強く感じやすいはずです。
Anomalyは$24.99で、SCP的なホラーや超常要素を足し、未知の脅威にどう備えるかを主軸にします。
日常の運営に「何が起こるかわからない」という圧を入れてくるので、穏やかな積み上げよりも、急な事件や防衛戦で緊張感を味わいたい人向けです。
4本の中では毛色が違うため、まずは自分がコロニー経営の拡張を求めているのか、ホラー寄りの刺激を求めているのかを切り分けると選びやすくなります。
初心者へのおすすめ購入順
最初の1本として挙げやすいのは、IdeologyかBiotechです。
Ideologyは「このコロニーをどういう思想で回すか」という方向に遊びを広げやすく、Biotechは住民構成や自動化の感覚そのものを変えてくれます。
どちらも本体の延長線上にありつつ、プレイの芯を太くしやすいので、追加した瞬間に変化がわかりやすいでしょう。
その次にRoyalty、最後にAnomalyという順もわかりやすいです。
Royaltyは物語や権威づけを足すタイプなので、慣れてきてから入れると新鮮さが出ますし、Anomalyはゲームの空気を変えるため、基礎に慣れてからのほうが楽しみやすいです。
いきなり全DLCを入れると、何が本体の仕様で何が拡張なのか見えにくくなります。
1本ずつ足して、遊びの変化を確かめてみてください。
まずは本体だけで遊ぶという選択
RimWorldは本体だけでも十分に密度が高く、DLCを買わなくても長く遊べます。
むしろ最初は本体の食料管理、病気、襲撃、住民同士の関係を掴んだほうが、あとから拡張を入れたときに変化が読み取りやすいです。
追加要素を詰め込む前に、まずは基礎体力をつける感覚ですね。
実際、全DLCをまとめて入れると便利なはずの要素が一斉に来て、かえって判断が難しくなる場面があります。
筆者もそこで混乱した口なので、今は本体を遊び込んでから、欲しい方向に合わせて1本ずつ加えるやり方を勧めます。
そうすると毎回の拡張が「新しい遊びの発見」になるのが良いところです。
慣れた本体に、必要な変化だけを足していきましょう。
元ゲームテスターのPCゲームライター。Minecraft のレッドストーン回路自作がきっかけでライターに。サンドボックス・サバイバル系を徹底的に遊び尽くします。
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