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2人で協力する街づくり・拠点建築ゲーム12選

更新: 嵐山 凱
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2人で協力する街づくり・拠点建築ゲーム12選

2人で協力できる街づくり・マルチプレイは、都市経営を分担する本格シティビルダーから、何もない世界をゼロから積み上げる自由建築サンドボックス、生き延びながら拠点を育てるサバイバルまで、思った以上に幅が広いジャンルである。

2人で協力できる街づくり・マルチプレイは、都市経営を分担する本格シティビルダーから、何もない世界をゼロから積み上げる自由建築サンドボックス、生き延びながら拠点を育てるサバイバルまで、思った以上に幅が広いジャンルである。
筆者がパートナーと Valheim を始めた初日も、片方が銅鉱脈の採掘、片方が拠点の土台づくりに自然と分かれ、そのまま深夜まで時間が溶けた。
こうした役割分担の噛み合い方こそが、2人プレイを長続きさせる決め手になる。
この記事では12本を横並びで整理し、オンライン最大人数、スプリットスクリーン対応、クロスプレイ可否まで先に見比べられる形で、遊び方に合う1本を選びやすくする。

【結論】2人のプレイスタイル別おすすめ早見表

2人プレイの入口は、協力性と建築の自由度、そして接続の手軽さで切ると迷いにくいです。
この記事では12本を都市経営型3本、自由建築サンドボックス型2本、サバイバル拠点型4本、スローライフ/変わり種3本の4系統に整理し、早見表で「こんな2人はこれ」と先に答えます。
筆者がカップルや友人とのco-opを遊び比べて続いたのも、会話が自然に生まれる分業がある作品でした。
逆に、片方が置いていかれるテンポの速いサバイバルでは、初心者が手持ち無沙汰になって離脱しやすい。

まったり街づくりを2人で楽しみたいならこの系統

まったり街づくり派なら、まず都市経営型を見てください。
Anno 1800は1ファクション最大4人、最大4ファクションで理論上16人まで広がり、Tropico 6は最大4人で資源共有や対戦を選べます。
Cities: Skylinesは公式マルチ非対応ですが、CSMのような有志Modがサーバー型の同時建設を支え、CS2Mも開発中です。
建設の相談をしながら路線や生産を詰める遊び方がハマるなら、この系統が最有力でしょう。

選定基準ははっきりしています。
協力性は役割分担が自然に生まれるか、建築の自由度はゼロから積み上げるか既存都市を運営するか、接続の手軽さはオンライン標準かMod必要かスプリット可か、の3軸です。
ここを先に共有しておくと、単なる人気順ではなく、2人で続けやすい設計を見極めやすくなります。
作業が分かれるほど会話が増え、街の成長がそのまま共通の話題になるからです。

ℹ️ Note

2人での街づくりは、どちらか一方が全部を背負うと途端に息切れします。資源、物流、区画、景観のうち何を任せるかが見える作品ほど、長く遊びやすい流れになります。

サバイバルで拠点を守り育てたい2人向けの系統

サバイバル拠点型は、分業の気持ちよさが最も出やすい系統です。
Enshroudedは最大16人、Valheimは最大10人、Core Keeperは最大8人、Don't Starve Togetherは共有ワールドで季節と正気度を管理します。
掘る人、運ぶ人、守る人が自然に分かれるので、ソロでは単調になりがちな採掘や資源整理が、2人だと一気に手触りのある共同作業へ変わります。
テンポの速い作品で初心者が迷子になった失敗を踏まえると、役割が見えやすい作りはかなり頼れます。

12本を地図として見るなら、都市経営型3本、自由建築サンドボックス型2本、サバイバル拠点型4本、スローライフ/変わり種3本です。
後半の各章はこの4系統のどこかに必ず入るので、今の時点で「自分たちは管理を回したいのか、拠点を守りたいのか、のんびり生活したいのか」を分けておくと絞り込みが速いです。
2人プレイの面白さは、別々の作業が同じ目的に集約される瞬間にあります。

同じ部屋でスプリットスクリーンを楽しみたい2人向け

同じ部屋で遊ぶなら、接続の手軽さが最優先になります。
Minecraftはコンソール最大4分割のスプリットとクロスプレイに対応し、Terrariaはオンライン最大8人で、スプリットはXbox/PS4分割とSwitch2分割です。
画面を見ながら「あっちを掘る」「こっちを整える」と即座に相談できるので、オンライン招待よりもテンポが軽く、初回のハードルも低い。
環境の違いで遊び方が分かれる作品だからこそ、入口別の早見表が効きます。

スローライフ/変わり種まで含めて眺めると、Stardew Valleyは最大8人で農地を共有しつつ所持金は共有/分割、体力やNPC好感度は各自別管理、Palworldはco-op最大4人で専用サーバー32人、Raftは共有の筏をホスト環境次第で20人超まで拡張できます。
まったり派には生活のリズムが合う作品を、スプリット派には反応の速い作品を、将来の拡張を見込むなら上限が広い作品を選ぶといいでしょう。
2人で始めても、先を見て育てられる余白があると、長く遊べるおすすめ候補になります。

12作品の対応人数・スプリット対応 早わかり比較表

12本を横並びにすると、ただのおすすめ一覧ではなく「誰と、どの機種で、どう繋いで遊ぶか」が見えてきます。
ここで見るべき軸は作品の面白さに加えて、オンライン最大人数とスプリットスクリーンの可否、そしてクロスプレイ対応の有無です。
とくに2人プレイは、役割分担が自然に回るかどうかで体験が変わるので、表の6列を先に押さえておくと比較が一気にしやすくなります。

比較表の見方

オンライン最大人数とローカルスプリットは別物です。
たとえば Terraria はオンライン最大8人でも、スプリットは Xbox/PS4 分割、Switch 2分割なので、同じ「多人数対応」でも繋ぎ方で上限が変わります。
Minecraft もコンソール最大4分割のスプリットとクロスプレイ対応が強みで、机を囲んで遊ぶか、離れた機種同士で遊ぶかの判断材料になります。
ここが曖昧だと、買ってから「2人で同じ画面に出せない」「片方のハードに相手が入れない」と詰まりやすいんですよね。

タイトル ジャンル系統 オンライン最大人数 スプリットスクリーン対応 対応機種/クロスプレイ 向いている2人
Anno 1800 本格シティビルダー 1ファクション最大4人、最大4ファクションで理論上16人 非対応 機種によってはクロスプレイ対応 役割分担しながら都市経営を詰めたい2人
Tropico 6 本格シティビルダー 最大4人 非対応 機種によってはクロスプレイ対応 資源を共有して協力も対戦も楽しみたい2人
Cities: Skylines 都市開発シミュレーション 公式マルチ非対応 非対応 公式クロスプレイ非対応、CSMなど有志Modで同時建設、CS2Mは開発中(2025年11月更新) Mod環境も含めて都市計画を共有したい2人
Minecraft 自由建築サンドボックス 機種ごとのオンラインマルチに対応 コンソール最大4分割 クロスプレイ対応 機種の違いをまたいで一緒に建築したい2人
Terraria 自由建築サンドボックス 最大8人 Xbox/PS4分割、Switch2分割 機種によってはクロスプレイ対応 探索とクラフトを長く掘り下げたい2人
Enshrouded サバイバル拠点建築 最大16人 非対応 機種によってはクロスプレイ対応 拠点づくりを分担しながら進めたい2人
Valheim サバイバル拠点建築 最大10人 非対応 機種によってはクロスプレイ対応 探索と建築を交互に回したい2人
Core Keeper サバイバル拠点建築 最大8人 非対応 機種によってはクロスプレイ対応 地下採掘と拠点整備を分担したい2人
Don't Starve Together サバイバル拠点建築 共有ワールドで複数人参加 非対応 機種によってはクロスプレイ対応 季節管理と正気度管理を一緒に詰めたい2人
Stardew Valley スローライフ 最大8人 非対応 機種によってはクロスプレイ対応 農地を共有しながら生活感を楽しみたい2人
Palworld スローライフ/サバイバル寄り co-op最大4人、専用サーバー32人 非対応 機種によってはクロスプレイ対応 ゆるさとサバイバルを両立したい2人
Raft サバイバル拠点建築 ホスト環境次第で20人超まで拡張 非対応 機種によってはクロスプレイ対応 筏を広げる成長感を共有したい2人

2人プレイで最初に確認すべき3項目は、最大人数、スプリット可否、クロスプレイです。
ここがそろうと、同じ作品でも「別機種のまま遊べるのか」「1台で並んで遊べるのか」「招待だけで始められるのか」が見えます。
後半の各章では、この3点を起点にして、自分たちの環境に合う作品を絞っていきましょう。

クロスプレイ対応で機種をまたいで遊べる作品

機種をまたいで遊びやすい代表格は Minecraft です。
片方がPC、片方がSwitchという組み合わせでも、同じ世界に入れる見通しが立つので、家庭内のハード差で止まりにくいのが強みになります。
筆者も実際に、片方PC・片方Switchの食い違いで詰まった経験があり、それ以来は購入前にこの列を最優先で見るようになりました。
ここを見落とすと、面白そうな作品ほど「遊べない理由」が先に立ってしまうんですよね。

買い切り・セール傾向でコスパを見る目安

今回の12本は買い切り作品が中心で、セール常連のものも多いです。
だからこそ、最初から2本そろえるより、まず片方が買って招待し、気に入ったら2本目を足す始め方がやりやすい。
セールで安く揃えた作品ほど「とりあえず2人で」が実現しやすく、気づくと長く遊んでいた、という流れになりやすいです。
実際、こういう買い方は失敗しにくい。
おすすめです。

購入のハードルが下がると、遊びの入口も広がります。
協力型は最初の一歩が軽いほど続きやすいので、まずは招待で試し、合えば2本目を足す流れで十分でしょう。
おすすめの始め方として、かなり相性がいいです。

本格街づくり系:都市経営を2人で分担する3本

Cities: Skylines、Anno 1800、Tropico 6は、2人で都市や経済を分担しながら遊びたいときに真価を発揮する3本です。
公式マルチの有無や、資源共有・役割分担の作り込み方がそれぞれ違うので、遊び方の軸で選ぶと迷いません。
腰を据えて本格的に回したいならAnno 1800、既存の都市を一緒に磨きたいならCities: Skylines、協力と対立を行き来したいならTropico 6が合います。

Cities: Skylines:Modで実現する2人同時都市開発

Cities: Skylinesは公式にはマルチプレイがなく、2人協力をやるならCSMなど有志Modに頼る形になります。
クライアント/サーバー型で同じ都市を同時に触れるのが面白く、片方が道路網を整え、もう片方が区画整備や公共施設を詰める、といった分担が成立します。
都市計画を「並走」できるのが、この作品ならではの強みです。

ただし、Mod導入の敷居は低くありません。
筆者も片方の環境だけ同期がずれて、街の状態をやり直したことがあります。
だからこそ、事前にバージョンを合わせておく手順が効いてきますし、ホスト設定に手間がかかる点も含めて受け止めたうえで遊ぶのが現実的でしょう。
Cities: Skylines II向けのCS2Mも開発中で、リポジトリは2025年11月に更新され、人と車両以外を同期する方向で進んでいます。
まだ発展途上ですが、CS2でも同じ発想の協力プレイが広がる余地はあります。

Anno 1800:産業帝国を分担運営する協力の完成度

Anno 1800は、1つのファクションに最大4人、最大4ファクションで理論上16人まで同一マップに参加できるのが特徴です。
とはいえ、2人で遊ぶときに光るのは人数の多さそのものより、役割分担の気持ちよさでしょう。
生産チェーンを組む人と交易や資源確保を回す人を分けると、都市が単独プレイ以上の速度で噛み合っていきます。
筆者が友人と遊んだときも、片方が新大陸の資源開拓、もう片方が本国の人口成長に専念した途端、必要な品が一気に循環し始めました。

協力の完成度が高い理由は、誰かが抜けても残りで継続しやすい設計にもあります。
ひとつの都市を2人で支えるだけでなく、産業の工程そのものを分業できるので、単なる手伝いでは終わりません。
発展の段階ごとに「次は何を誰が担うか」を相談しながら、帝国全体を設計していく感覚が味わえます。
腰を据えた本格都市シミュを2人で遊ぶなら、まずおすすめです。

Tropico 6:独裁国家を2人で共同統治する

Tropico 6のマルチは最大4人で、各自が都市と経済を築きながら資源や市民を共有する協力に寄せることも、宣戦布告して競う対戦に寄せることもできます。
つまり、同じ土台の上で「助け合うか、競うか」を場面ごとに切り替えられるのが持ち味です。
街づくりの手触りはしっかりありつつ、相手との駆け引きがそのまま政治劇になるので、2人でも会話が途切れません。

Cities: Skylinesのように細かな都市設計を詰める楽しさとは違い、Tropico 6は経済と統治の揺さぶりが前面に出ます。
資源を融通して島を育てるのもよし、相手の台頭を見ながら一歩先の政策を打つのもよしで、緩い協力と競争の両方を試しやすい設計です。
肩ひじ張らずに、でもやることは多い。
そんな2人用の本格街づくりを探しているなら、かなり相性がいい一本でしょう。

自由建築サンドボックス系:何もない世界から2人で街を築く2本

Minecraftは、地形を削って街を育てる感覚がとにかく強い作品です。
Creativeなら素材集めの制約が薄く、週末まるごと建築ジャムのように2人で同じ街区を詰められますし、サバイバルでは片方が地下で採掘、もう片方が農業や探索に回る流れが自然に生まれます。
コンソールで最大4分割のスプリットスクリーンに対応し、クロスプレイでPCと機種を混在させて遊べるので、同じ世界を育てる入口が広いのも魅力です。
Terrariaは横スクロールのテンポが速く、掘る・整える・戦うの切り替えが気持ちよく噛み合います。
オンライン最大8人に加え、スプリットスクリーンはXbox/PSが最大4分割、Nintendo Switchは2分割まで対応します。

Minecraft:Creativeとサバイバルで変わる2人の街づくり

Minecraftの面白さは、同じ「街づくり」でも遊び方で景色が変わるところにあります。
Creativeなら資材の壁を気にせず設計に集中できるため、2人で区画を分けて駅前広場、住宅地、港町のように役割を割り振りやすいです。
サバイバルに切り替えると、片方が地上で農場や作業場を整え、もう片方が地下資源を回収してくる流れになり、街の骨組みがプレイの手順そのものとして形になります。
筆者がスプリットスクリーンで遊んだときも、片方が地下要塞を掘り進め、もう片方が地上の街並みを整えた結果、1つの村が二層構造で完成しました。
画面を分けているのに、出来上がる景色は1つにつながっている。
この感覚がMinecraftならではです。

Terraria:片方が採掘・片方が拠点拡張の分担が映える

Terrariaは2Dだからこそ、役割分担が読みやすく、動線も組みやすいです。
片方が地下へ潜って鉱石を掘り、片方が地上で拠点を拡張したり整地したりすると、成果がそのまま拠点の見た目と戦力に返ってきます。
オンライン最大8人で遊べる広さがありつつ、スプリットスクリーンでもXbox/PSは最大4分割、Nintendo Switchは2分割に対応するので、まずは2人で始めても十分に手応えがあります。
実際、初心者の相方に整地と建築を任せ、自分がボス素材集めに回ったら、役割が噛み合って長続きしました。
相手に自由な建築を渡しつつ、自分は戦闘と資源確保で支える。
Terrariaはその流れが作りやすいのが強みでしょう。

スプリットスクリーンで同じ部屋の2人が同時建築

同じ部屋で1台の機を囲み、2人が同時に手を動かせるのは、この2本の大きな価値です。
オンライン環境を先に整えなくても始められるので、思い立った瞬間に街づくりを始めやすい。
しかも画面共有の距離感が近いぶん、どこを掘るか、どこを残すかをその場で相談でき、建築のテンポが落ちにくいです。
初心者と組むなら、経験者がまず拠点周りの安全確保と道具の受け渡しを担い、相手には建築の自由を渡しましょう。
置いていかれにくく、完成した街にも「一緒に作った」実感が残ります。
MinecraftとTerrariaは、その体験をまっすぐ味わえるおすすめの2本です。

サバイバル拠点建築系:生き延びながら拠点を大きくする4本

Valheim、Enshrouded、Core Keeper、Don't Starve Togetherは、どれも「生き残ること」と「拠点を育てること」が同じ線上にある協力サバイバルです。
資源採取と防衛を分けて動くほど手触りが良くなり、人数の上限や地形の作り替え方が、そのまま遊び方の差になります。
2人で始めても役割が自然に生まれ、4本とも別の方向に拠点づくりの面白さを伸ばしてくれるラインナップでしょう。

Valheim:ヴァイキング拠点を2人で開拓する

Valheimは1ワールド最大10人で、採掘・建築・戦闘の役割が自然に分かれる設計です。
拠点には罠や構造補強を積み、波状に来る脅威へ備える流れが強いため、ただ広げるだけでは前に進めません。
筆者が相方と『採掘専門・建築専門』に分業したときは、資材の流れが途切れず、拠点の完成速度がソロの体感2倍以上に跳ね上がりました。
2人でも仕事が噛み合うと、土地の開拓そのものが戦術になります。

Enshrouded:16人まで対応する大規模voxel拠点建築

Enshroudedは最大16人まで対応し、voxel地形を大きく改変しながら拠点を共同構築できるのが持ち味です。
地形を削って通路を通し、基礎を整え、複数人で建設スケールを押し上げていく感覚は、人数が増えるほど伸びるタイプの楽しさです。
最初は2人で骨組みを作り、そこから仲間を増やして外壁や設備を厚くしていく流れがきれいにハマります。
大きな拠点を「育てる」より、「作り替える」感覚に近い一本です。

Core Keeper / Don't Starve Together:掘る・耐えるの協力設計

Core Keeperは最大8人で、中心の『コア』から掘り進めてバイオームを開拓し、作業台や設備を段階的に解放していきます。
暗い洞窟を2人で照らしながら進む密度感が強く、採掘とクラフトがそのまま前線の押し上げになるのが魅力です。
掘った分だけ生活圏が増え、拠点の機能も目に見えて広がるので、短い時間でも進捗が濃く残ります。
手を動かすほど世界が開く、というサイクルが気持ちいいですね。

Don't Starve Togetherは共有ワールドで、季節ごとの脅威と正気度(サンティ)を2人で管理しながら、食料と科学設備を整えるゲームです。
難易度は高めで、食料係と設備係を分けないとあっという間に崩れます。
冬の飢えに2人とも対策を怠って全滅したとき、役割分担のない協力は連携ではなく同時失敗だと痛感しました。
食べ物を回す人、道具と研究を進める人、この分担が入るだけで生存率は目に見えて変わります。
じっくり拠点を作り込むならValheim/Enshrouded、掘って開拓する密度ならCore Keeper、緊張感と連携の妙ならDon't Starve Together、という選び分けで見ると整理しやすいでしょう。

スローライフ・変わり種co-op:のんびり2人で育てる3本

Stardew Valley、Palworld、Raftは、どれも2人で遊ぶほど役割分担の面白さが立ち上がるco-opです。
農地や拠点、筏のような共有物をどう育てるかが軸にあり、共有と個人管理の切り分けがそのまま遊び心地の差になります。
のんびり寄りで選ぶか、運営寄りで選ぶか、漂流サバイバルの一体感を取るかで、2人プレイの景色は変わるでしょう。

Stardew Valley:共有農場と個人管理の絶妙なバランス

Stardew Valleyは最大8人で農地を共有でき、所持金も共有か分割かを選べるのがうまい設計です。
体力・スキル・NPC好感度は各自別管理なので、畑を広げる人と鉱山へ潜る人、釣りで稼ぐ人が自然に分かれます。
朝はそれぞれで水やりや収穫を進め、夜になったら一緒に鉱山へ向かう流れができると、ただ同居しているだけではない生活のリズムが生まれます。
進度や恋愛が個人に紐づくぶん、同じ農場でも「自分の物語」が残るのが心地いいところです。

スプリットスクリーンも入り口として軽く、PCと多くの機種で4人、初代Nintendo Switchは2人、Switch2はローカル4人に対応します。
オンラインでもローカルでも始めやすいので、同じ部屋でのんびり農場を耕す遊びに向いています。
2人で始めるなら、片方が生活基盤を整え、もう片方が素材と資金を拾ってくるだけでも農場が目に見えて回り出します。

Palworld:拠点運営とパル育成を2人で分担

Palworldはco-op最大4人、専用サーバーなら最大32人まで広がり、拠点建築とパルの管理・生産を分けやすいのが魅力です。
2人なら片方が建築と防衛を担い、もう片方がパルの捕獲と配置に回るだけで、拠点の回転率が一気に上がります。
探索で新種パルを連れ帰る人と、生産ラインを整えていく人が噛み合うと、短い時間でも拠点の景色が見違えます。
役割が分かれるぶん、遊びが「狩る」だけで終わらず、育てる手触りまで届くのが面白いところです。

このゲームは、2人で「何を自動化し、何を手で触るか」を相談するほど楽しくなります。
建築資材が整えば拠点はすぐ形になり、パルの配置が噛み合えば生産が止まらなくなる。
自由に見えて、実際には分担の設計で快適さが大きく変わるので、協力の手応えを求めるならおすすめです。

Raft:ひとつの筏を2人で海上拠点に育てる

Raftは共有の筏を2人以上で拡張・防衛していくゲームで、人数上限は実質ホストPC依存、環境次第では20人超も可能です。
とはいえ、2人で遊ぶときの良さはむしろ濃く、ひとりがフックで素材を拾い、もうひとりが建築や調理を進めるだけで海上生活の密度が上がります。
筏が少しずつ大きくなり、食料と装備が整っていく過程そのものが協力体験になっていて、漂流中の不安が拠点化の達成感に変わっていくのです。

この3本を並べると、癒しと生活感ならStardew Valley、育成と拠点運営の欲張りセットならPalworld、漂流サバイバルの一体感ならRaft、という整理がしやすくなります。
どれも2人で役割を持つほど面白さが増すので、静かに遊びたいか、手を動かして成果を積み上げたいかで選んでみてください。

2人プレイの始め方と後悔しない選び方

オンライン招待で手軽に始めるか、専用サーバーで腰を据えて遊ぶかで、2人プレイの快適さは最初から大きく変わります。
スプリットスクリーンは同じ部屋で気軽に集まる遊び方に強く、離れて長く育てるならオンライン標準対応の作品が扱いやすいです。
買う前は、機種のそろえ方と同期の重さまで見ておくと、後悔しにくくなります。

オンライン招待か専用サーバーか

オンライン招待は、ホストが起動しているあいだだけワールドが成立する方式です。
ホストが切断した瞬間に全員が戻されるため、素材集めの途中や建築の仕上げ前に中断が入りやすく、遊ぶ側のテンポを崩しやすいのが難点になります。
筆者も招待型で遊んでいたころは、ホストの離席のたびに作業が止まり、腰を据えて進めたい作品ほど相性の悪さを感じました。

その経験から、じっくり遊ぶ作品は専用サーバーに切り替えました。
専用サーバーは独立して常時稼働するので、誰かの都合でワールドが消えず、次に入ったときも同じ続きをそのまま再開できます。
2人でのんびり進めるつもりでも、片方が「少し休む」を挟むだけで流れが切れるなら、結局は続けづらいのです。

スプリットスクリーンで選ぶときの機種別注意点

同じ部屋で顔を見ながら遊ぶなら、Minecraft、Terraria、Stardew Valleyのようなスプリットスクリーン対応作品が強いです。
コントローラーをつなげてそのまま始められる気軽さがあり、会話しながら役割分担もしやすいので、2人の距離感が近いほど楽しさが出ます。
逆に、離れた場所で長く育てる前提なら、オンライン標準対応の作品を選んだほうが遊び方に無理がありません。

ただし、PCとコンソールをまたいで遊ぶつもりなら、クロスプレイ非対応の作品は同じ機種をそろえる必要があります。
ここを外すと、せっかく買っても一緒には遊べません。
とくにMod前提のCities: Skylinesは、コンソール側では実質2人協力が難しく、PCで想定していた遊び方をそのまま持ち込めない点を先に押さえておくべきです。

同期範囲・スペック・クロスプレイのチェックリスト

同期の重さも見落としやすいポイントです。
Enshroudedのようにvoxel改変が重い作品は、ホストのマシン性能がそのまま体験に出ますし、Cities: SkylinesのMod系は人や車両など一部が同期されない仕様があるので、見た目は共有されても動きの細部まで同じにはなりません。
2人で同じ景色を見ているつもりでも、処理や同期の範囲が違うと、遊び心地は別物になります。

ℹ️ Note

買う前に見る順番は決めておくと迷いません。最大人数は足りるか、スプリットスクリーンかオンラインか、クロスプレイは必要か、ホストの環境は耐えられるか。この4点を確認してから選ぶと、返品や買い直しを避けやすいです。

筆者も以前、クロスプレイ非対応を見落として片方が別機種で買ってしまい、返品して買い直すことになりました。
それ以来、チェックリストは習慣にしています。
2人プレイは「遊べるか」だけでなく、「同じ条件で続けられるか」まで見ておくと、おすすめの1本が絞りやすくなります。

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嵐山 凱

元ゲームテスターのPCゲームライター。Minecraft のレッドストーン回路自作がきっかけでライターに。サンドボックス・サバイバル系を徹底的に遊び尽くします。

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