無料の街づくりゲームおすすめ8選|PC・スマホ別
無料の街づくりゲームおすすめ8選|PC・スマホ別
無料の街づくりゲームは、追加課金なしで遊び切れる完全無料、時短や装飾に課金する基本無料、そして本来は有料の名作が期間限定で無料になる配布作品の3タイプに分かれます。
無料の街づくりゲームは、追加課金なしで遊び切れる完全無料、時短や装飾に課金する基本無料、そして本来は有料の名作が期間限定で無料になる配布作品の3タイプに分かれます。
2012年に始まった Forge of Empires のようなPCブラウザ型から、SimCity BuildIt や Township のようなスマホ向け、2026年1月12日配信の Virtual City Playground のようなSteam作品まで入口も広いです。
最初にこの違いを押さえるだけで「無料なのに進まない」というズレを避けやすくなるでしょう。
筆者は Cities: Skylines シリーズを累計3,000時間超プレイしてきましたが、無料タイトルほど「どこが課金で時短される設計か」を先に見るようにしています。
8タイトルを同じ基準で比べながら、無課金でも快適に遊べる1本から、Cities: Skylines へ進む次の一手まで、街づくりの入口を整理していきましょう。
目的別おすすめ早見表|あなたに合う無料街づくりゲームはこれ
無料の街づくりゲームは、完全無料、基本無料、期間限定の無料配布の3区分で見ておくと迷いにくくなります。
しかも、入口はPCブラウザ、スマホ、Steamのどこから入るかで向き不向きがはっきり分かれるので、最初にデバイスと遊ぶ時間帯をそろえて考えるのが近道です。
今回は8タイトルを同じ物差しで横並びにし、読者が自分に合う1本へすぐたどり着けるように整理しました。
こんな人にはこれ|5パターン別の即答早見表
友人から「無料の街づくりって結局どれ?」と聞かれたとき、まず確認するのはデバイスと遊ぶ時間帯です。
通勤中に触るのか、家で腰を据えるのかで合うタイトルは変わりますし、待ち時間のストレスをどこまで受け入れられるかでも満足度が変わるからです。
筆者はこの順番で絞るようになってから、紹介後のミスマッチが減りました。
| こんな人 | まず試す1本 | 理由 |
|---|---|---|
| インストールせずブラウザで今すぐ遊びたい | Forge of Empires | PCブラウザで始めやすく、文明を進める手触りが強いからです |
| 通勤中にスマホで本格派を楽しみたい | SimCity BuildIt | 渋滞や公害まで扱うので、都市運営の濃さを持ち込めます |
| 農業も街づくりも両方味わいたい | Township | 作物管理と都市発展がつながっていて、遊びの往復が気持ちいいです |
| PCで癒し系をのんびり進めたい | Virtual City Playground | 複雑さを抑えた設計で、Steamで落ち着いて遊びやすいからです |
| 無料で名作の雰囲気を味わいたい | Megapolis | 実在建造物の再現が強く、街を眺める楽しさが前に出ます |
この5本だけでも方向性はかなり見えますが、8タイトルを全部見ておくと判断が速くなります。
特に「完全無料」「基本無料(F2P)」「期間限定の無料配布」の3区分と、PC(Steam/ブラウザ)・スマホ(iOS/Android)・コンソールの3軸を並べると、自分が何を求めているかがはっきりします。
後続ではこの8本をデバイス別に深掘りしていきましょう。
8タイトル横断の料金・機種・課金圧 比較表
この比較表は、タイトル名、料金形態、対応機種、課金圧、向いている人の5列でそろえています。
課金圧の列を入れているのは、過去に基本無料タイトルを料金形態だけで選んでしまい、建設待ちのたびに時短課金を意識して離れた経験があるからです。
無料かどうかだけでなく、どの場面で圧がかかるかを見たほうが、遊び始めたあとに疲れにくくなります。
| タイトル名 | 料金形態 | 対応機種 | 課金圧 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| Forge of Empires | 基本無料(F2P) | PCブラウザ | 中 | インストールなしで文明発展をじっくり味わいたい人 |
| SimCity BuildIt | 基本無料(F2P) | スマホ(iOS/Android) | 高 | 渋滞や公害まで含めて都市運営をやり込みたい人 |
| Township | 基本無料(F2P) | スマホ(iOS/Android) | 中 | 農業と街づくりを行き来しながら遊びたい人 |
| Megapolis | 基本無料(F2P) | スマホ(iOS/Android) | 中 | 実在建造物の再現や都市の見た目を楽しみたい人 |
| Virtual City Playground | 無料配布 | Steam | 低 | PCで肩の力を抜いて遊べる街づくりを探している人 |
| Cities: Skylines | 無料配布 | PC(Steam) | 非公表 | 街づくりの定番を無料で触ってみたい人 |
| Farthest Frontier | 期間限定の無料配布 | PC(Steam) | 非公表 | 農業とサバイバルの重みを一緒に楽しみたい人 |
| Anno 1800 | 期間限定の無料配布 | PC(Steam) | 非公表 | 貿易や外交まで含む大規模運営を試したい人 |
8タイトルをこの形で並べると、何を軸に選ぶべきかが見えます。
基本無料(F2P)は入口が広いぶん課金圧の見極めが必要で、無料配布は有料名作の手触りを試せるのが魅力です。
完全無料、基本無料(F2P)、期間限定の無料配布という3区分を押さえたうえで、PCブラウザ、スマホ、Steamのどこで遊ぶかを決めると、選択の迷いがかなり減ります。
迷ったらまず試したい1本
最初の1本としては、インストール不要で始めやすいForge of Empiresを推します。
ブラウザでそのまま触れて、石器時代から研究を進める流れがはっきりしているので、街づくりの基本感覚をつかみやすいからです。
無課金でも入り口が広く、忙しい日に少しずつ進める遊び方とも相性がいいでしょう。
無料の街づくりゲームは、いきなり重い1本を選ぶより、ブラウザ系で手触りを確かめるほうが失敗しにくいです。
まずは軽く始めて、街を伸ばす快感が合うかを見てみましょう。
そこからスマホの本格派やSteamの無料配布へ広げていく流れが自然です。
おすすめです。
そもそも『無料の街づくりゲーム』は3タイプある
無料の街づくりゲームは、見た目が似ていても中身は3タイプに分かれます。
追加課金なしで遊び切れる完全無料、時短や装飾で収益化する基本無料(F2P)、そして有料作品が期間限定で解放される無料配布です。
ここを先に分けておくと、あとから「思っていた無料と違う」と感じる失敗をぐっと減らせます。
完全無料:追加課金なしで遊び切れるタイプ
完全無料は、最初から最後まで追加課金を前提にしない作りです。
広告の有無は作品ごとに差がありますが、進行そのものを金で買わせる設計が薄く、街の配置や資源管理の腕がそのまま遊びやすさにつながります。
無課金で始めてもストレスが少なく、まずは箱庭の楽しさだけを味わいたい人に向いた区分です。
このタイプの強みは、ゲーム内の判断がほぼプレイ内容だけで完結することにあります。
建設待ちの短縮やレア要素の購入を迫られにくいので、「空いた時間に少しずつ整える」という街づくり本来のテンポを保ちやすいのです。
無料だからこそ気軽に触れられますが、遊び切った満足感はしっかり残ります。
基本無料(F2P):時短・装飾・ガチャで稼ぐタイプ
基本無料(F2P)は、プレイ自体は無料で、時短アイテム・装飾・ガチャ・ゲーム内通貨などのアプリ内課金で収益化するタイプです。
スマホの街づくりアプリでは主流で、SimCity BuildIt、Township、Megapolisのように、見た目は無料でも運営の中心は課金設計にあります。
無課金でも遊べますが、建設や拡張のテンポはゆっくりになりがちです。
ここで見るべきなのは、課金が何を早め、何を飾らせるかです。
スタミナ制のように行動回数そのものを待たせる作りや、建設時間の短縮に課金を置く作りは、進行の停滞がそのまま課金誘導になります。
逆に装飾中心なら、見た目を整える楽しみが主で、遊びの骨格を壊しにくい。
筆者は新しい無料タイトルを始めるとき、最初の30分でストアの課金メニューを開き、時短系か装飾系かを確認します。
これだけで、長く遊べるかどうかの当たりがかなり見えます。
期間限定の無料配布:本来は有料の名作がタダになるタイプ
期間限定の無料配布は、本来は有料の名作が、一定期間だけ無料で受け取れるタイプです。
Epic Games Store は2022年3月17日まで Cities: Skylines を無料配布しており、配布期間中に受け取れば、その後も無料で遊べる仕組みでした。
基本無料(F2P)とは違い、ゲームの中身は買い切り作品のままです。
この区分が大切なのは、「無料で始められる」ことと「無料で運営される」ことが別物だからです。
無料配布は、期間内に確保できれば名作との出会い方として価値があります。
筆者もEpicの無料配布で受け取った Cities: Skylines をきっかけに、本格的な都市開発にのめり込みました。
無料配布は単なる節約手段ではなく、思わぬ一本に出会う入口でもあるわけです。
PCブラウザで今すぐ遊べる無料街づくりゲーム
Forge of Empires は、ブラウザを開いてそのまま始められる手軽さと、石器時代から文明を積み上げていく歴史進行が同居した、今でも選びやすい無料街づくりゲームです。
PCでもスマホブラウザでも同じ世界に入れるので、家ではじっくり、外では進捗確認だけ、という遊び方もしやすいでしょう。
戦闘に寄らず街づくりへ軸足を置けるため、戦略ゲームの緊張感より箱庭を育てる感覚を味わいたい人にも向いています。
無課金なら進み方はゆっくりですが、その遅さが毎日のログインを習慣に変えてくれます。
Forge of Empires:石器時代から文明を育てる
Forge of Empires は2012年にサービスを開始した文明構築シミュレーションで、現在も数百万人のアクティブユーザーを抱える定番です。
遊び始めると、最初は石器時代の小さな集落から出発し、時代の研究を進めることで青銅器時代のような次の段階へ文明が移っていきます。
この進行軸が面白いのは、単に建物を増やすだけでなく、研究が街の成長そのものを押し上げる点にあります。
街並みが少しずつ変わり、昨日までの景色が次の時代の土台になる。
そこに「育てている実感」が生まれるのです。
ブラウザで完結する手軽さも、この作品を最有力候補に押し上げています。
インストール不要で、PCでもスマホブラウザでも同じ世界にアクセスできるため、環境を選ばず街づくりを始められます。
筆者もブラウザを開いて数分で最初の小屋を建て、翌日にログインしたら生産が溜まっていて、忙しい社会人の生活と相性がいいと感じました。
起動の手間がないだけで継続率はぐっと上がるので、思い立った瞬間に触れる設計は強いです。
戦闘は任意|街づくり特化でも遊べる
Forge of Empires にはターン制の六角形バトルがありますが、そこで無理に前へ出る必要はありません。
戦闘を避けて、ひたすら街づくりと研究に専念するプレイスタイルも選べます。
実際、戦闘をほとんど行わずに数時代分を進めてみても、文明の成長に必要な流れは破綻しませんでした。
兵を動かす緊張感より、住居や生産施設の配置を整え、研究を回し、次の時代に備える快感のほうが前に出るので、戦略ゲームが苦手でも箱庭づくりとして楽しめる懐の深さがあります。
この自由度は、ブラウザゲームとしての入り口の広さにもつながっています。
対人戦や複雑な操作に気を取られず、まずは街を大きくすることだけを考えればよいからです。
時間をかけて文明を積み上げるタイプのゲームは、途中でルールの圧が強くなると離脱しやすいものですが、Forge of Empires はその圧を自分で下げられます。
おすすめです。
純粋に街の成長を眺めたい人ほど、相性の良さを感じるはずです。
無課金で遊ぶときの進行ペースと割り切り方
基本無料で遊べるぶん、無課金では建設や研究の進行ペースはゆっくりになります。
だからこそ、このゲームは短距離走ではなく、毎日少しずつ進めるコツコツ型として受け止めたほうが楽です。
朝に資源を回収して、夜に次の建設を仕込む。
そんな小さな積み重ねが、そのまま文明の前進になります。
急いで一気に追い抜くより、日課として街を育てるほうが味わいが出るので、忙しい日でも数分触ってみてください。
無課金で長く遊ぶときは、進行の遅さを欠点ではなくリズムとして扱うのがコツです。
研究や建設がすぐ終わらなくても、その待ち時間のあいだに街の配置を見直したり、次に伸ばす施設を考えたりできます。
結果として、プレイ時間の密度はむしろ上がるでしょう。
おすすめの遊び方は、毎日必ず大きく進めようとしないことです。
少しずつ積み上げ、節目ごとに時代の変化を楽しみましょう。
スマホで気軽に街を育てる無料アプリ
SimCity BuildIt、Township、Megapolisはいずれも基本無料で始めやすく、通勤電車や休憩時間の短いプレイにも合わせやすいアプリです。
ただし、3作の遊び味は違います。
都市課題を詰めていく本格派が合う人もいれば、農業の生産管理を挟みながらのんびり進めたい人、見栄えのする大都市を飾りたい人もいるでしょう。
課金はどれも用意されていますが、圧の出方が違うので、まず数日触ってテンポを見てみてください。
SimCity BuildIt:渋滞・公害まで管理する本格派
SimCity BuildIt(EA)は、市長として街の配置を組み、道路の流れや住区の広がりまで考えながら育てていく都市シミュレーションです。
渋滞や公害がそのまま街の詰まり方に返ってくるので、見た目だけでなく交通と環境の設計が要になります。
基本無料+アプリ内課金ですが、スマホでここまで都市計画の手触りを出してくるのは面白いところで、筆者も渋滞対策で道路を引き直したとき、本家Cities: Skylinesに通じる悩みがスマホでも味わえて驚きました。
街づくりを「考える遊び」として楽しみたい人にはおすすめです。
Township:農業×街づくりのいいとこ取り
Township(Playrix)は、農業と街づくりをひと続きの流れにしたタイプです。
作物を育てて加工し、その収益で建物を増やしていくため、街を大きくする前に生産の段取りを整える時間が必ず入ります。
このリズムが落ち着いていて、ただ都市を拡張するよりも、住民の生活感や小さな循環を眺めたい人に向いています。
通勤電車で1日数分だけ触る遊び方を続けたときも、街そのものより農場の生産管理が中心になり、街づくり目的なら別タイトルの方が合うと感じました。
のんびり進めたいなら。
Megapolis:実在の建造物を集めて作る大都市
Megapolis(Social Quantum)は、実在の有名建造物やモニュメントを再現して並べられるのが大きな魅力です。
研究センター、工業地帯、鉄道や空港といったインフラ拡張要素もあり、ただ広げるだけでなく、都市の機能と見栄えを同時に伸ばしていく楽しさがあります。
巨大な建物が並ぶとスクリーンショット映えもしやすく、コレクション感覚で街を飾りたい人には相性がいいでしょう。
SimCity BuildItほど管理の圧が前面に出ず、Townshipほど農業寄りでもないので、見た目重視の大都市づくりをしたい人に。
3本とも基本無料で、建設の時短やゲーム内通貨にはアプリ内課金が用意されています。
とはいえ、課金圧の出方はタイトルで違い、急かされる感覚が強いものもあれば、無課金のままでも自分のペースを保ちやすいものもあります。
まず数日遊んで、街を詰めていくのが楽しいか、農場管理が心地よいか、あるいは建造物を集める満足感が強いかを見てみましょう。
そこが合えば、長く遊べる一本になります。
PC(Steam)で本格的に作り込みたい無料タイトル
Virtual City Playgroundは、2026年1月12日にSteam版が配信された基本無料のシティビルダーで、元はモバイルタイトルです。
複雑な交通システムや急な学習曲線を前面に出さず、自分のペースで都市を育てられる設計なので、大画面で腰を据えて箱庭を眺めたい人と相性がいいでしょう。
Steamへ広がったことで、スマホで触れていた空気感をPCの視点でも楽しめるようになりました。
Virtual City Playground:複雑さを排した癒し系シティビルダー
Steam版を大画面で触ると、俯瞰で街並みの流れを追いやすく、道路や建物の配置を落ち着いて見直せます。
筆者が触った印象でも、スマホ版より視界に余裕があり、複雑さを抑えた設計がそのまま入門のしやすさにつながっていました。
都市開発ゲームは情報量が増えるほど敷居も上がりますが、この作品はそこをなだらかにしているのが持ち味です。
難しい操作に追われず、景観を整える気持ちよさを先に味わえるのがうれしいところでしょう。
Steamのユーザーレビューは全778件中85%が好評で、直近の評価も88%が好評です。
カジュアルな街づくりとして支持が厚いのは、遊び始めの緊張感が低く、少しずつ拡張していく手触りが素直だからだと受け取れます。
ただし、課金圧が強めだという指摘もあるため、無料でのんびり進める遊び方と、テンポよく拡張したい遊び方では印象が分かれやすいはずです。
評価の両面を見ておくと、自分の遊び方に合うか判断しやすくなります。
Steamの無料配布・無料デモで名作を試す
Steamでは、本来は有料の街づくり名作が期間限定で無料配布されることがあり、製品版の前に無料デモが公開されることもあります。
ここをうまく使うと、お金をかけずに本格タイトルの操作感を確かめられるのが利点です。
見た目や評判だけでは分からないのが都市シミュレーションの面白さで、実際には建物の置き方、ズーム時の見やすさ、メニューの動き方が遊び心地を左右します。
無料で触れる機会は、そうした相性を見極める入口になります。
無料デモから製品版へ|失敗しない見極め方
過去にSteamの無料デモで操作感を確かめてから製品版を買い、想定どおりの遊び心地で後悔しなかった経験があります。
逆に、デモを飛ばして買って好みに合わなかった失敗もありました。
だからこそ、デモでは街が大きくなったときの処理の重さと、自分が楽しいと感じる要素が交通なのか、景観なのか、経営なのかを見ておくと判断がぶれにくいのです。
合うタイトルなら長く遊べますし、合わないタイトルならそこで見切れる。
そこを一度通すだけで、買い物の精度はぐっと上がります。
無料の街づくりゲームを選ぶときの3つの注意点
無料の街づくりゲームは、見た目の印象だけで選ぶと遊び心地の差が出やすいです。
課金圧、料金体系、広告と通信環境の3点を先に見ておくと、始めてからの違和感を減らせます。
街を育てる楽しさは同じでも、待ち時間や広告の入り方でテンポが変わるため、最初の確認がそのまま満足度につながります。
課金圧|スタミナ・時短の有無をチェック
課金圧が強いかどうかは、スタミナ制や建設時間の時短課金があるかで見分けやすいです。
行動回数の回復を待つ仕組みや、施設の完成を早める導線が前面に出ているタイトルは、無課金で進めるほど「待つ時間」が主役になりやすく、街づくりの気持ちよさが削られます。
筆者は無料タイトルを評価するとき、まず無課金で数日プレイして「1日に進められる量」を計測してから記事化します。
実際に遊べる進行量を見れば、スタミナ制の課金圧がどの程度かを具体的に把握できるからです。
完全無料か基本無料かを事前に見分ける
始める前に、完全無料か基本無料かを見分けておくと迷いません。
基本無料は装飾アイテム、ガチャ、時短などの課金要素が並び、どこでお金がかかるのかを事前に確認できますし、完全無料は追加課金なしで最後まで遊び切れる設計です。
街づくりゲームでは、見た目の拡張を楽しみたい人と、広告や課金なしでゆっくり積み上げたい人で相性が分かれます。
自分が許容できる課金スタイルに合うかを先に切り分けておくと、遊び始めたあとに方向性の違いで悩みにくくなります。
広告・通信環境|オフライン可否も確認
完全無料でも、広告挿入の有無や頻度はタイトルごとに差があります。
プレイの区切りごとに広告が入ると、街づくりの集中が途切れやすく、発展のリズムも崩れがちです。
さらに、オンライン必須かオフラインでも遊べるかで、遊ぶ場所の自由度が変わります。
通勤中や移動中のように電波が弱い環境で開くなら、オフライン対応の有無は軽く見ないほうがいいでしょう。
通信の弱い移動中にオンライン必須の街づくりアプリを開いて読み込みが止まり、結局オフライン対応タイトルに乗り換えた経験があるため、この点は特に重視しています。
こうした3点を最初に見ておくだけで、「無料だと思ったのに快適に遊べない」という失敗はぐっと減らせます。
無料で物足りなくなったら?有料の名作へのステップアップ
無料タイトルで街づくりの面白さに触れて「もっと細かく作り込みたい」と感じたら、有料の名作に進むタイミングです。
どこを楽しいと感じたかで選ぶと、買ったあとに伸ばしたい遊びがそのまま深まります。
景観づくりなのか、交通整理なのか、経営なのか、あるいはサバイバルなのか。
入口が見えれば、次の一作はぐっと選びやすくなるはずです。
都市の作り込みを極めたいなら Cities: Skylines 系
Cities: Skylines は2015年発売の都市開発の定番で、道路、ゾーニング、公共サービス、税、渋滞までをまとめて管理します。
ここがポイントなんですが、無料の街づくりで「建てる楽しさ」だけでは物足りなくなった人ほど、この総合管理の濃さが刺さりやすいのです。
住居を並べるだけでは都市は回らず、幹線道路の流れ、公共施設の配置、税収と人口のバランスが少しずつ噛み合って、初めてひとつの街になる。
筆者自身、Epicの無料配布で受け取ったCities: Skylinesから本格的な都市開発にのめり込み、累計3,000時間超を費やしました。
無料との出会いが、そのまま有料名作へ進む入口になったわけです。
Cities: Skylines 系が王道とされるのは、遊ぶたびに改善点が見えてくるからです。
道路を一本引くだけで渋滞が変わり、ゾーニングの切り方で通勤動線が変わり、公共サービスの届き方まで変わるので、試行錯誤そのものが面白さになります。
無料タイトルで「景観を整えるのが好き」「交通をうまく流したい」と感じたなら、次の一手として相性がいいでしょう。
都市を自分の手で設計したい人には。
サバイバル要素が欲しいなら Farthest Frontier 系
Farthest Frontier は荒野に集落を築き、本格的な農業システムを持つサバイバル型の街づくりです。
街を大きくするだけでなく、食料をどう回すか、冬をどう越えるか、住民の生活基盤をどう守るかまで含めて考える必要があります。
見た目は箱庭でも、中身は骨太です。
無料のTownshipで農業と街づくりの両方が好きだと分かったなら、ここに進むのは自然な流れでしょう。
この系統の面白さは、生産が回り始めた瞬間の手応えにあります。
畑の配置、収穫の順序、備蓄の量が少しずつ噛み合うと、村がただの建物の集合ではなく生活の場に変わっていく。
無料の農業系で「生産ラインを最適化するのが好き」と気づいた知人にFarthest Frontierを勧めたところ、満足していました。
街づくりの華やかさより、暮らしを支える仕組みを組み立てる感覚が好きなら、こちらを試してみてください。
無料で見つけた好みから有料作を選ぶ
有料作を選ぶときに効くのは、タイトルの知名度より、自分が無料ゲームのどこに夢中になったかです。
景観づくりに熱中したなら都市の見た目と配置を極める方向へ、交通整理が楽しかったなら道路設計が深い作品へ、経営のやりくりにハマったなら資源循環が重い作品へ進めばいい。
サバイバルの緊張感が好きなら、Farthest Frontier のように生活基盤まで管理する路線が合います。
選ぶ軸がはっきりしているほど、買ったあとに迷いません。
さらに大規模なシティビルダーを求めるなら、Anno 1800 のような交易型ストラテジーも候補になります。
産業革命期を舞台に、貿易や外交まで含めて都市を広げていくため、無料で「街を経営する楽しさ」に目覚めた人には向く方向性です。
都市そのものを育てたいのか、経済の網を張りたいのかで、選ぶ作品は変わる。
好みの方向性が固まってから買えば、価格に見合う満足を得やすいでしょう。
おすすめの考え方です。
元インフラエンジニアのゲームライター。Cities: Skylines シリーズ累計3,000時間超。都市計画の知識をゲーム攻略に応用する独自の視点が持ち味です。
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