拠点防衛×街づくりゲームおすすめ12選|守って育てる
拠点防衛×街づくりゲームおすすめ12選|守って育てる
『守って育てる』は、敵の襲撃を防ぎながら街や拠点を発展させるハイブリッドジャンルで、Cities系の街づくりとも『にゃんこ大戦争』系のタワーディフェンスとも違う中間に位置する作品群です。
『守って育てる』は、敵の襲撃を防ぎながら街や拠点を発展させるハイブリッドジャンルで、Cities系の街づくりとも『にゃんこ大戦争』系のタワーディフェンスとも違う中間に位置する作品群です。
城崎拓真はCities: Skylinesシリーズを3,000時間以上遊ぶなかで純粋な街づくりに物足りなさを覚え、手塩にかけた街が初めて襲われた瞬間に、守り切れるか分からない緊張感が愛着を一段深めるのを実感しました。
この記事では12本を、街づくり比率が高いじっくり発展タイプ、街づくりと防衛が半々のバランス型、防衛に振り切った拠点防衛特化の3グループに整理し、評価点ではなくテンポと作風から選べるようにします。
選定軸は街づくり比率、防衛テンポ、課金モデルの3つで、内部ロジックとして資源フローや配置効率まで見ながら、自分のプレイスタイルに合う一本を絞り込んでいきましょう。
目的別おすすめ早見表|あなたに合う1本はこれ
守って育てるゲームは、街を広げるほど守り方も変わるのが面白さです。
建設だけでも、防衛だけでもないからこそ、最初の1本を外すと忙しすぎたり、逆に物足りなかったりします。
そこで先にタイプを分け、どの作品から入ると気持ちよくハマれるかを見える形にしました。
『守って育てる』ジャンルの定義と本記事の選定基準
『守って育てる』は、敵の襲撃を防ぎながら街や拠点を発展させるハイブリッドジャンルです。
純街づくりのように発展だけを積み上げるのでもなく、純タワーディフェンスのように防衛だけへ振り切るのでもない。
建てた施設がそのまま防衛資産になること、そして発展の選択が次の防衛難度を左右することが、このジャンルの核になります。
本記事では、建設要素と防衛要素が1つのゲームループに統合されていること、現在も入手・プレイ可能であること、初心者でも入口があることの3点で12本を選びました。
しかも『12選』というタイトルと、本文で詳説する12本は正確に一致させています。
補足的に触れる作品は、本文中でも補足として明示します。
扱う12本は、街づくり寄り4本、バランス型4本、防衛特化4本の3分割です。
街の完成度を重視するか、建設と戦闘の釣り合いを楽しむか、あるいは防衛の切れ味を味わうかで、選ぶべき入口は変わります。
ここを整理しておくと、読み進めるほど迷いが減るはずです。
タイプ別おすすめ早見表
まず、読者のプレイ感に合わせて最初の1本を即答します。
じっくり街を育てたい人には『They Are Billions』、昼夜のメリハリが欲しい人には『Thronefall』、協力プレイで遊びたい人には『Kingdom Two Crowns』、無料で始めたい人には『にゃんこ大戦争』か『Mindustry』、配置の腕で勝負したい人には『Bad North』がおすすめです。
この順番にしているのは、同じ「守って育てる」でも、求めるテンポが驚くほど違うからです。
友人に「街づくりと防衛が両方できるゲーム教えて」と聞かれるたびに、相手の遊び方を聞かず名作を勧めて外したことがありました。
落ち着いて遊びたい人に『They Are Billions』を勧めて「忙しすぎる」と返された経験があるので、先にタイプ分けするほうがずっと親切だと痛感しています。
12本まるわかり比較表
比較は、タイトル・対応機種・価格帯・防衛テンポ・街づくり比率・向いている人の6列で統一しました。
対応機種はPC(Steam)・Nintendo Switch・スマホ(iOS/Android)の3軸、価格帯は無料(アプリ内課金あり)・〜1,500円・〜3,500円・3,500円以上の4区分です。
防衛テンポはリアルタイム、昼夜サイクル、ウェーブの3区分で並べています。
比較表を自作すると、同じ「守って育てる」でも街づくり比率が体感で2割の作品から8割の作品まで散らばっていることが見えてきました。
数値化して並べると、漠然と「面白い」と感じていた作品群の輪郭がはっきりします。
下の表は、その違いを一目でつかむためのものです。
| タイトル | 対応機種 | 価格帯 | 防衛テンポ | 街づくり比率 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|
| They Are Billions | PC(Steam) | 3,500円以上 | リアルタイム | 8割 | じっくり街を育てたい人 |
| Frostpunk | PC(Steam) | 3,500円以上 | リアルタイム | 8割 | 極限の都市運営を遊びたい人 |
| Frostpunk 2 | PC(Steam) | 3,500円以上 | リアルタイム | 8割 | 1作目より大きい政治性を味わいたい人 |
| Darfall | PC(Steam) | 〜3,500円 | リアルタイム | 7割 | 内政と軍備の両立を楽しみたい人 |
| Thronefall | PC(Steam) | 〜1,500円 | 昼夜サイクル | 5割 | 昼に建てて夜に守る流れが好きな人 |
| Kingdom Two Crowns | PC(Steam)/Nintendo Switch/スマホ(iOS/Android) | 〜1,500円 | 昼夜サイクル | 5割 | 協力しながら王国を整えたい人 |
| The Riftbreaker | PC(Steam) | 3,500円以上 | リアルタイム | 5割 | アクションRPG感も欲しい人 |
| Mindustry | PC(Steam)/スマホ(iOS/Android) | 無料(アプリ内課金あり) | ウェーブ | 2割 | 工場ラインと防衛をつなげたい人 |
| Bad North | PC(Steam)/Nintendo Switch/スマホ(iOS/Android) | 〜1,500円 | リアルタイム | 2割 | 配置判断の鋭さで勝負したい人 |
| にゃんこ大戦争 | スマホ(iOS/Android) | 無料(アプリ内課金あり) | ウェーブ | 1割 | まず無料で遊びたい人 |
| 御城プロジェクト:RE | PC(Steam)/スマホ(iOS/Android) | 無料(アプリ内課金あり) | ウェーブ | 2割 | キャラ収集も楽しみたい人 |
| Kingdoms and Castles | PC(Steam) | 〜3,500円 | リアルタイム | 7割 | 城と村をのびのび育てたい人 |
表を見れば、初心者には昼夜サイクル制かウェーブ制の作品が入口として勧めやすい理由もわかります。
操作密度が高いリアルタイム制は魅力が強いぶん、初回から忙しさが前に出やすいからです。
まずは1本、遊びやすいテンポから入ってみてください。
街づくり比率が高い『じっくり発展』タイプ4選
防衛より内政に重心がある作品は、敵を倒す爽快感よりも、街が育つ手応えと設計の積み上がりで引き込むタイプです。
建てた施設そのものが防衛資産になるため、人口・資源・士気のどれを優先するかで街の形が変わり、判断の重さがそのまま面白さになります。
どれも短時間で区切る遊び方には向かず、数時間から数十時間をかけて腰を据えたい人におすすめです。
They Are Billions|コロニーを築き感染者の大群と壁とタワーで防ぐ
They Are Billions は神視点でコロニーを建設し、城壁とタワーで感染者の大群を食い止めるRTS+タワーディフェンスです。
資源採掘と人口管理を同時に回しながら、防衛線を少しずつ前進させる感覚が強く、街づくりの面白さとウェーブ防衛の緊張感がきれいに噛み合っています。
特徴は、建設した施設がそのまま生存率を左右する点でしょう。
メリットは、数百人規模の街が一本の防衛線で守られている感覚が抜群に濃いことです。
筆者も100時間級のコロニーを築いた末、終盤の大群に一点突破され、数時間かけた街が数分で崩壊したことがあります。
あの瞬間の喪失感は、普通の街づくりゲームではなかなか味わえません。
城壁の配置、射線の通し方、退路の確保まで詰めるのが楽しい人に刺さります。
気になる点は、1回の失敗が重く、立て直しにも時間がかかることです。
感染者はたった一体の侵入でも連鎖崩壊を起こすので、気軽に流す遊び方はしづらい。
向いているのは、失敗込みで防衛線を磨きたい人、そして腰を据えて設計したい街づくり派です。
対応機種はPC中心、価格帯は買い切りの中価格帯で、追加課金なしで全要素を遊べます。
Frostpunk|極寒の街を経営しながら市民の生存を守る
Frostpunk は極寒の終末世界で街を経営し、石炭と市民の士気・生存を守る生存ストラテジーです。
外敵そのものよりも、寒さと資源不足という環境から街を守る構図が軸になっていて、続編 Frostpunk 2 も展開しています。
何を建てるかより、何を犠牲にするかが前面に出るのがこの作品の強さです。
メリットは、内政の判断がそのまま倫理の問題になることです。
暖を取るために子どもを働かせるか、数字を優先するか市民を守るか、そうした選択が毎回重くのしかかります。
エンジニア的に最適解を出そうとしても、割り切れない場面が残るんですよね。
だからこそ、管理ゲームとしての手応えが強く、単なる効率化では終わりません。
気になる点は、楽しいというより、常に緊張を抱えながら進める作品であることです。
テンポよく街を広げるより、資源配分と住民の限界を見極める時間が長い。
向いているのは、内政の最適化をじっくり味わいたい人と、重い決断をゲーム体験として受け止められる人です。
対応機種はPC中心、価格帯は買い切りの中価格帯で、初期費用はかかるものの追加課金はありません。
Darfall・その他|内政と軍備のバランスで魅せる街防衛サバイバル
Darfall は内政と軍備のバランスがカツカツになる街づくり防衛サバイバルです。
ヒーローユニットが防衛を補助するので、They Are Billions よりも戦況の把握がしやすく、忙しくも遊びやすい街ストラテジーとして入り口が広いのが魅力になります。
防衛と発展を同時に回す気持ちよさが、ほどよい密度でまとまっています。
メリットは、街の拡張と戦力の増強を同じ感覚で扱えることです。
防衛だけを突き詰めるのではなく、内政の伸びがそのまま軍備の余力につながるので、街が育つ実感を持ちながら前進できます。
そうした意味で、They Are Billions の圧迫感は強すぎると感じる人には、かなり取りつきやすい選択肢です。
おすすめしやすい位置づけになります。
気になる点は、こちらも1プレイが長めで、軽い気分転換には向かないことです。
街を整え始めると止めどころを失いやすく、じっくり時間を取る前提になります。
向いているのは、内政と軍備の綱引きを楽しみたい人、そしてヒーロー要素で防衛の把握を少し楽にしたい人です。
対応機種と価格帯は作品ごとの差があるため、Darfall はPC向けの買い切り型として押さえておくとよく、その他の近縁作でも買い切り中心で追加課金なしのものが多いです。
街づくりと防衛が半々の『バランス型』4選
Thronefall、Kingdom Two Crowns、The Riftbreaker は、建設と防衛を行き来しながら遊ぶバランス型の代表格です。
昼に整えた準備を夜の防衛で試す、あるいは資源集めと拡張の判断を重ねる流れが気持ちよく、1ステージ20〜60分前後で区切りやすいのも魅力でしょう。
どれも「守って育てる」楽しさの芯がはっきりしていて、最初の一本に選びやすい中核です。
Thronefall|昼に築き夜に守るミニマル昼夜サイクル制
Thronefall は、昼に資金を使って施設を建て、夜に押し寄せる敵を迎え撃つミニマルな昼夜サイクル制です。
ルールが簡潔だからこそ、建設の一手がそのまま夜の防衛力に直結し、短い1ステージの中で「準備」と「対処」の手触りがきれいに噛み合います。
Steamレビューは総数2万件超で『圧倒的に好評』と評価されており、実際にプレイしても、5分だけのつもりが昼の拡張と夜の緊張感で数ステージ進み、2時間ほど没頭してしまうこともありました。
短いのに止め時を見失うのは、毎夜の結果がすぐ次の昼の判断に返ってくる設計の巧さにあります。
気になる点を挙げるなら、シンプルさが魅力であるぶん、派手な物量戦や複雑な都市運営を求める人には少し軽く見えるかもしれません。
まず『守って育てる』入門作として触れてみてください。
Kingdom Two Crowns|横スクロール建国ディフェンスを協力プレイで
Kingdom Two Crowns は、金貨を集めて城壁を築き、荒れた土地に王国を再建していく横スクロール建国ディフェンスです。
操作はシンプルでも、どこに資源を回し、どこを先に広げるかで展開が変わるため、見た目以上に戦略の比重があります。
協力プレイ対応なのが強みで、筆者が遊んだときも片方が資源集め、もう片方が防衛配置と自然に役割分担が生まれました。
声を掛け合いながら国を広げる楽しさは、ソロ専用作品にはない協力ディフェンスの醍醐味です。
Switch/PS4/Xbox/スマホにも展開しているので、遊ぶ場所を選びにくいのも嬉しいところでしょう。
気になる点は、テンポの良さの裏で、広げすぎると守りが薄くなりやすいこと。
家族や友人と一緒に、相談しながら遊びたい人に向きます。
The Riftbreaker|メックで戦う基地建設×タワーディフェンス
The Riftbreaker は、異星でメックを操りながら基地建設・サバイバル・タワーディフェンス・アクションRPGを融合した作品です。
街づくり一辺倒ではなく、自分でも前線に出て殴り込み、拠点の外で戦況をひっくり返せるのが大きな特徴になります。
建設で守りを固めつつ、直接戦闘で穴を埋められるので、「拠点を整える楽しさ」と「自分で戦う忙しさ」の両方を味わいたい人にはぴったりです。
防衛テンポも昼夜サイクル制に近いメリハリがあり、準備段階での配置と、襲撃時の即応がはっきり分かれます。
気になる点は、融合しているジャンルが多いぶん、純粋な街づくりだけを求めると少し刺激が強めに感じること。
建設と戦闘の両方を欲張りに遊びたいなら、おすすめです。
この3本は、比較表の機種・価格・防衛テンポ・街づくり比率を見比べると、いずれも昼夜サイクル制またはそれに準ずるメリハリを持つのが分かります。
Thronefall は最も軽快で、Kingdom Two Crowns は協力の相性がよく、The Riftbreaker は戦闘寄りの厚みがあります。
どれを選んでも「整える時間」と「耐える時間」が交互に来るので、周回しやすく、ついもう1戦と続けたくなるはずです。
防衛に振り切った『拠点防衛特化』4選
Mindustry、Bad North、にゃんこ大戦争は、街を広げる快感よりも、防衛の配置と判断で押し切る手応えが前に出る作品です。
ウェーブごとに押し寄せる敵をどう受け止めるかが核になり、拠点を守るたびに「どこを厚くし、どこを切るか」がはっきり見えてきます。
じっくり育てる都市建設型とは違い、発展の達成感は軽めですが、守り切る気持ちよさは濃い。
手応え重視の人には、かなり刺さる並びでしょう。
Mindustry|生産ラインそのものが防衛になるファクトリーTD
Mindustryは、ベルトコンベアで弾薬と資源を運ぶ生産ライン自体が防衛になるファクトリー×タワーディフェンスです。
タワーの数を増やすだけでは守りが固まらず、採掘から精製、搬送までを詰まらせない設計がそのまま戦線維持につながります。
基本無料で、プラットフォームによっては〜620円前後の買い切り寄りの扱いになり、工場や配線を組む感覚が好きな人には。
実際に遊ぶと、崩れた原因が前線の火力不足ではなく、弾薬を運ぶコンベアが1本詰まっていた、という場面が起こります。
防衛の失敗が生産ラインの設計ミスとして可視化されるので、エンジニア心が強く刺激される作りです。
守りの強さは「何を置くか」だけでなく、「どう流すか」で決まる。
ここがこの作品の面白さでしょう。
Bad North・御城プロジェクト:RE|配置と地形で守る戦術/キャラ育成型
Bad Northは、島ごとの小さな村をユニットの配置と地形で守るミニマルな戦術タワーディフェンスです。
街づくり要素は最小限ですが、そのぶん限られた兵をどの高低差に置くか、どの上陸地点を捨てるかが鮮明になります。
ウェーブごとに攻め手が変わるので、短い1戦でも判断の密度が高い。
Switch/PC/スマホ対応で、すきま時間に遊びやすいのも魅力です。
御城プロジェクト:REは、お城擬人化キャラ250種以上を陣地に配置して殿を守るキャラ育成型TDです。
こちらはBad Northよりキャラ編成の比重が高く、守りの読み合いに加えて育成の積み重ねが効いてきます。
Mindustry/Bad Northが買い切り寄りなのに対し、にゃんこ大戦争や御城プロジェクト:REはスマホ無料+アプリ内課金で、0円で始められる代わりに育成短縮や限定キャラで課金が発生します。
防衛特化ゆえ街づくり比率が低く、じっくり街を育てたい人にはバランス型のほうが合うでしょう。
にゃんこ大戦争|スマホ無料で始める定番キャラ配置TD
にゃんこ大戦争は、ネコキャラを出撃させて敵の城を攻略するスマホ向けタワーディフェンスです。
基本無料で、アプリ内課金の導線を持ちながら世界1億DL超まで広がったのは、操作が簡単で入口として勧めやすいからです。
まずは数タップで遊べる気楽さがあり、ウェーブをしのぐたびに編成の置き方が少しずつ見えてきます。
無課金で数ステージ遊ぶと、見た目の軽さに反して、キャラ編成と出撃タイミングの読み合いがかなり奥深いと分かります。
最初は初心者向けの一本に見えますが、やり込むほど配置TDとしての戦略性が立ち上がる作りです。
気になる点を挙げるなら、街を育てる楽しさは薄く、防衛の腕前で押し切る比重が高いこと。
だからこそ、守りを詰める感覚を味わいたい人には。
防衛テンポで選ぶ|リアルタイム・昼夜サイクル・ウェーブ制の違い
リアルタイム制、昼夜サイクル制、ウェーブ制は、同じ防衛ゲームでも遊び心地がまったく違います。
見るべきなのは評価点の高さではなく、操作密度と考える時間の配分です。
忙しい同時操作に燃えるならリアルタイム、準備と対処の切り替えを楽しみたいなら昼夜サイクル、配置を詰める手応えを味わいたいならウェーブ制を選ぶと、遊びの相性がはっきりします。
操作密度が高いリアルタイム制が向く人
リアルタイム制の They Are Billions と The Riftbreaker は、資源管理と防衛を常時同時進行するため、3つのテンポの中で最も操作密度が高い形です。
敵の流れを見ながら生産を回し、視線を分散させて、瞬間的に判断を積み重ねる感覚が続きます。
忙しい操作にワクワクする人にはたまらない設計ですが、落ち着いて考えたい人には負荷が高く、手が止まるとそのまま崩れやすい緊張感があります。
筆者がリアルタイム制と昼夜サイクル制を続けて遊び比べたとき、同じ「守って育てる」でも疲労感がまるで違いました。
リアルタイム制は、建てる・集める・守るを同時に回すぶん、終わったあとに濃い達成感が残る反面、頭の回転をずっと使います。
休日に没頭するならこちら、という使い分けが自然でした。
メリハリのある昼夜サイクル制が向く人
昼夜サイクル制の Thronefall と Kingdom Two Crowns は、「昼=建設フェーズ・夜=防衛フェーズ」が明確で、準備と対処のメリハリが強いテンポです。
建設中は襲撃が来ないので、どこに何を置くかを落ち着いて考えられますし、夜になったらその設計を試す流れが気持ちよくつながります。
操作の緊張と設計の余白がきれいに分かれるため、初めての1本に最も勧めやすいテンポだといえます。
このタイプは、仕事終わりに遊ぶときの相性がとても良いです。
筆者もリアルタイム制の後に昼夜サイクル制へ移ると、同じ防衛でも肩の力が抜けるのを実感しました。
短時間でも区切りが見えやすく、次の夜に備えて整える楽しさがあるので、じっくり考えながらもテンポよく進めたい人に。
落ち着いて考えたい人向けのウェーブ制
ウェーブ制の Bad North、にゃんこ大戦争、Mindustry は、波と波の間に配置を整える時間があるぶん、最も落ち着いて考えやすいテンポです。
リアルタイム制ほど瞬発力を求めず、昼夜サイクル制よりも一手の重さを噛みしめやすいので、パズル的に最適解を探す感覚が強くなります。
Bad North で波の合間に何度も配置を組み直していると、まるで詰将棋を解いているような感覚になり、思考を煮詰める楽しさがはっきり見えてきました。
ここでの判断はシンプルです。
忙しい同時操作が好きならリアルタイム、準備と対処のメリハリが欲しいなら昼夜サイクル、じっくり配置を考えたいならウェーブ制を選びましょう。
評価点の高さで迷うより、自分が心地よく回せるテンポを先に決めるほうが失敗しにくいです。
各テンポに紐づく代表タイトルを早見表や各グループ解説と照らし合わせれば、自分の遊び方から作品を逆引きしやすくなります。
失敗しない選び方|プラットフォーム・課金モデル・難易度
買い切り型の They Are Billions、Thronefall、The Riftbreaker は、追加課金なしで全要素を遊べるのがいちばんの魅力です。
最初にお金はかかりますが、育成短縮や限定キャラに追われず、攻略そのものに集中しやすい設計だと言えます。
対して にゃんこ大戦争 や 御城プロジェクト:RE のようなスマホ無料型は0円で始めやすく、試しながら相性を見極めやすい反面、長く遊ぶほどアプリ内課金の導線に触れやすい。
どちらが正解というより、最初から腰を据えて遊ぶか、気軽に入口へ入るかで選ぶと迷いません。
買い切りPC/Switch vs スマホ無料、どちらを選ぶか
買い切り型は、遊ぶ前に支払いを済ませる代わりに、以後のプレイ体験がすっきりしています。
ステージ解放や強化のたびに課金を意識しなくていいので、失敗の原因をプレイの改善だけに絞りやすいのです。
スマホ無料型は、まず触ってみるハードルが低く、昼休みや移動中に少しずつ進めやすいのが強みでしょう。
ただ、育成短縮や限定キャラの存在が気になる人には、買い切り型のほうが向いています。
純粋に守り切る快感を味わいたいなら買い切り、試しやすさを優先するなら無料型、という整理で十分です。
協力プレイ・マルチ対応で選ぶときの確認点
協力プレイで選ぶなら、まず対応機種とマルチ可否を購入前に必ず確認しましょう。
本記事の12本でも、Kingdom Two Crowns など一部だけが協力プレイに対応していて、多くはソロ専用です。
ここを見落とすと、友人と遊ぶつもりで買ったのに一緒に出撃できない、という残念なすれ違いが起きます。
実際、以前に協力対応だと思い込んで勧めた作品がソロ専用で、気まずい空気になったことがありました。
それ以来、対応機種・マルチ可否・課金モデルの3点は、勧める前の確認項目として固定しています。
初心者の最初の1本とセールの狙い方
初心者が最初に入るなら、ルールがシンプルで1ステージが短い昼夜サイクル制かウェーブ制が安全です。
Thronefall は買い切りで手軽、にゃんこ大戦争 は無料で試せるので、入口として選びやすい。
リアルタイムの街づくり比率が高い作品ほど学習コストは上がり、ウェーブ防衛特化ほど導入がやさしいので、慣れに合わせて段階的に進めると挫折しにくくなります。
セールを待つ買い方も。
Steam では Thronefall や Kingdom Two Crowns が35〜59%割引になる時期があり、バンドル購入も用意されます。
フルプライスで衝動買いした直後にセールが来て悔しい思いをしてからは、気になる作品を必ずウィッシュリストに入れ、割引時にまとめて買うようになりました。
そのほうが結果的に、名作に触れる本数を増やしやすいのです。
元インフラエンジニアのゲームライター。Cities: Skylines シリーズ累計3,000時間超。都市計画の知識をゲーム攻略に応用する独自の視点が持ち味です。
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